お盆といったら8月中旬にやってくる連休シーズン。
社会人からしてみれば待ちに待った「夏休み」ですね。
アメリカには「お盆」というものがないので、
日本に来た時、その意味がいまいち分かりませんでした。
(器って意味じゃないの?みたいな感じでした)
周りの友達に聞いても、しっくりくるような回答もありませんでした(笑)
・実家に帰って墓参りする期間
大体こんな答えしか返って来なくて、
「そんなの期間なんか決めなくて、いつでもすればいいんじゃないの?」
ってつっこんだ記憶があります。
そもそもお盆って何なの?
もう自分で調べるしかないと思って、分かったことは…
8月13日に先祖の霊を迎え火でお迎えして、お供えものをします。
そして16日に送り火をして、先祖の霊をお墓へ送ります。
その8月13日~16日の期間を家族と先祖で集まって過ごすという習慣なんです。
最近ではそういう感覚も薄れて、長期休暇としての認識の方が強いようですけどね。
(だって、皆お盆期間に海外とか行っちゃってるし…)
先述したとおり、アメリカには無い習慣なので、
実際にやっている行動を英語で一つ一つ説明する必要があります。
「お盆」を英語で何て言う?
ということで、さっきの説明をそのまま英語で表現します。
『お盆とは、先祖の霊をお迎えして、家族で過ごす期間です。
なので、故郷に帰る人が多いです。最近では旅行する人も増えています。』
★ Obon is a holiday when the Japanese gather with their family and welcome their ancestor’s spirits.
So most people go back to their hometown. Nowadays, people use this holiday to travel around.
gather= 集まる。「gathering」と言うと、「集まり」になる。
ancestor= 先祖
spirit= 魂や霊
hometown= 地元、故郷
nowadays= 最近
travel around= 「travel」は「旅行」という意味。「around」を付けることによって、「色々なところに旅する」という意味になる。
「お墓参り」は英語で何て言う?
「お墓参り」という言葉はないので、
お墓参りという行動を日本語で考えてみます。
『お墓に行く』ですね。
そのまま英語にします。
★ Visit ●●’s grave.
●●がお参りする人です。
grave= お墓
visit= 訪問、~にいく、~に遊びにいく。一時的に訪れるような場合に使います。
例:「叔父の家に遊びに行く」=「I’m going to visit my uncle’s house」
なので、お爺ちゃんのお墓参りに行く場合は…
★ I’m going visit my grandfather’s grave.
「送り火」を英語で何て言う?
送り火は、13日に迎え火でお迎えした先祖の魂を、16日にお墓に送ってあげるための火です。
なので、以下の文章を英語で説明していきます。
『送り火は、先祖の魂をお墓に送るための火です。』
★ Okuri-bi is a fire lit to send the ancestor’s spirit back to their grave.
lit= lightの過去形。「light」は「光」という意味だが、他にも「灯す」という意味もある。
send= 送る
『send back』で『送り返す』という意味になります。
『send』と『back』の間に送り返すものを入れると、何を送り返すのかが分かります。
例えば、宅配物でも使えますね。
『send the package back』