「I have~」というフレーズは会話の中でよく聞きますが、
色々な使い方があるので、一つのニュアンスだけで覚えてしまうと、
違う使い方をされている時に「あれ?」ってなってしまうことがあります。
今回は、いくつか「I have」の使い方を紹介していきます。
使い方①
★ I have + 名詞
I haveの後に名詞を加えることによって、「何かを所有している」「何かの病の状態」であることを相手に伝えます。
例文
・I have a car.(車を持っている)
・I have a house.(家を持っている)
・I have an iPhone.(iPhoneを持っている)
・I have a cold.(風邪です)
・I have a stomachache.(お腹が痛い)
「何かを所有していない」という表現の場合はhaveの前に「don’t」を付けます。
・I don’t have a car.(車を持っていない)
・I don’t have a house.(家を持っていない)
次は、
「have」の前に「won’t」「can’t」という否定文を
付けた時にどうなるかを解説します。
本来でしたら、否定文を加えるので、「何かを所有していない」と考えますよね。
ですが…
使い方②
★ I wont’ have~
★ I can’t have~
「won’t/can’t」の場合は、「何かを許可しない、許さない」という意味になります。
例文
・I can’t have that behavior.(その振る舞いは頂けない)
・I won’t have you yelling at me.(あなたが私を怒鳴ることを許すことはできない)
・I can’t have my son doing nothing all day.(息子に一日中何もさせないわけにはいかない)
can’t と won’t の使い分けですが、won’tの方が命令形の強い言い方になります。
・I can’t have that attitude(その態度は頂けない)
・I won’t have that attitude(その態度は許さない)
使い方③
★ I have+過去形
過去形を付けることによって、既に起こした行動について伝えることができます。
例文
・I have(I’ve) read that book before.(その本は前に読んだことある)
・I have(I’ve) been there.(そこに行ったことある)
・I have(I’ve) eaten at that restaurant before.(そのレストランで食べたことある)
口語の場合は、I haveと言ってしまうとかなり堅いイメージになるので、
カジュアルに「I’ve(アイヴッ)」 と発音します。