我が家はコストコの会員である。
コストコはアメリカの会員制倉庫型スーパーで、
アメリカの商品が購入できるお店です。
正式名称は「COSTCO Wholesale(コストコホールセール)」で、
Wholesaleは「卸売」という意味なんですね。
意外と知らない方が多いようです。
その店名の通り、
大量購入することによって卸売りの価格で
商品が買えます。
年会費は4000円で、
もれなく家族カードも貰えます。
この会員カードを持っていれば、
非会員の連れを2人「見学」という形で
一緒に入店することができます。

そういえば、この会員証の顔写真を撮る時、
ジョークで「めっちゃピースサインとかでもOKですか?」
って聞いたら、「全然OKです!」って言われました。
僕はニット帽をかぶったまま、
ワイフはダブルピースサイン、
顔写真の一致は大して重要じゃなさそうですね(笑)
会員の有効期間は1年間で、
更新1ヶ月前に自宅に更新ハガキが届きます。

カードに会員登録月が記載されているので、
そこから1年後まで有効です。
僕のカードの場合は9月2014年までです。
あ、もうすぐ切れてしまいますね。
普段通り買い物をしてレジに行けば
会員証を読み込んだ際に合計と一緒に更新費用が加算されます。
コストコの落とし穴
行ったことがある方なら分かると思うんですが、
コストコって本当にでかい倉庫みたいな店内で、
天井がかなり高く、カートの大きさも半端じゃありません。

食品の大きさもアメリカサイズですし、
置いてある自宅用のプールやBBQコンロセットも
「いやいや、日本の家じゃ無理でしょ!」
っていう大きさばかりです。
そんな非日常空間に突入すると
人の金銭感覚はどうなるのかというと・・・
狂います。
見事に狂います。
コストコで買い物していると
周りの人たちがよくこの様なことを言ってます。
「うわー、安い!買おう!」
確かに安いものもあります。
ですが、冷静に見てみると、全てが安いわけじゃありません。
僕はかなりの理系脳なので
どうしても冷静に全てを見てしまうんですけど、
例えば8個入りのパスタ。
1590円で売っていたりします。
これを「安い!」って言っていた夫婦がいましたが、
計算してみると1パック約200円なんですね。
普段行っている日本のスーパーで売っている
パスタの価格を考えてみて下さい。
大体198円じゃないですか?
うん、別に普通なんですね。
お肉も、1KGという大量パックになっているから
まるでお得しているように一見見えるんですが、
100G換算すると、普通の値段なんですね(笑)
WHOLESALE(卸売り)って店名にある割には、
大して卸値ではないです。
むしろ、これが本当に卸値だったら、
ここから仕入れているスーパーは何も利益出ませんよ。
なので、コストコの店名にあるWHOLESALEは、
もう一つの意味の「大量販売」と解釈することにします。
あ、先ほども書きましけど、
本当に安いものもたくさんありますので
そういうのはお買い得ですよ。
アメリカのスーパー
以前友達とコストコ行った時にこんなこと聞かれました。
「本当にこんなにモノが全部大きいの?」
はい、大きいです。
住んでる時はそれが当たり前だったので
特に意識はしていませんでしたが、
日本に来てから気づきました。
むしろ、日本に来たとき、
全てが小さすぎて驚きましたね。
しかも小さい割には高いという
なんという詐欺大国なんだ!と真剣に思っていました。
飲み物を頼んでも、
ただでさえ小さいのに、
それに加え80%氷じゃないですか。
それが嫌で、「氷抜きで」って頼むと、
飲み物自体の量も減るし、
本当に詐欺だと思いましたね(しつこい)
というか、あんなに無駄に氷入れてるから、
日本は冷え性の人が多いんじゃないのかな?
まー、話を戻しまして、
とりあえず何でも大きいです。
で、アメリカにもコストコは当然ありますけど、
普通に現地のスーパーに行く方が安いんですね。
何故かと言うと、
スーパーには結構色んなクーポンがあって、
それらを切り取ってレジで出すと、
かなりの割引が適用されます。

牛乳こんなんです。
1ガロン(3.8L位)あります。

シリアルなんかは種類が豊富で、
一列全部シリアルです。
もちろん、でかいです。

アメリカのスーパーで良くみる光景
僕が日本のスーパーでやって、
ワイフに驚かれたこと。
陳列されてるジュースをその場で開けて、
飲みながら買い物。
「ダメでしょ!」と叫ぶワイフ。
「いや、後で会計するし。」とさらりとかわす僕。
そのまま空のボトルをレジで出し、
何か言われるんじゃないかと心配するワイフ。
でも、意外と何も言われません。
というより、
「あ、これゴミですか?」ってレジ係に聞かれ、
バーコード読み取る前に捨てられそうになりました(笑)
「あ、それもお会計です。」
って言ったら、少し驚いてましたけど、
特に何も言われませんでしたね。
ワイフ曰く日本ではそんな事やらないって言っていたので、
意外とレジ係の柔軟な対応に逆に僕が驚きましたね。
日本だと何か言ってきそうなので。
で、この光景はアメリカのスーパーでは
よく見ます。
中には、バナナとか食べて、
皮だけをレジに出している強者もいましたね(笑)
そのままスル―しないで、
各自レジで自己申告しているので
特に問題は起きませんね。
「常識」なんて存在しない
結局「常識」なんてものは存在しないなー
と、アメリカと日本を比べているとつくづく思います。
常識という型に思考を当てはめちゃうと
視野が極端にせまくなっちゃうし、
本当は良いのに、「常識だから」とダメだしされる。
勿体無いですよね。
[highlight]思考の自由を奪われたら
人間なんてただのロボットですよ。[/highlight]
その辺の野生の動物以下になっちゃいますよ。
だから、どんどん海外に出て行って欲しい
と心底思います。
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカでもどこでも。
色んな国の「常識」を見て、
今あなたが持っている「常識」をぶち壊してほしいです。
1年以上留学やワーホリに行ってる人と
帰国した後に話すと、行く前とは別人になってます。
なんか、視野が広くなっているというか、
発する言葉も変わっているし、いい感じに自由になってます。
性格も変わっちゃう人もいますね。
そして、やりたい事が見つかる人も多いですね。
結局色んな邪魔な壁(常識)が
今までは脳を曇らせていたんですね。
ビジネスやる時も必ず常識は邪魔をしてきます。
だから皆同じような商売しかできないんですね。
とにかく常識をぶち破って
[highlight]「自分が本当に考えていること」[/highlight]に目を向けていきましょう。
海外に出ちゃうのもいいきっかけになりますよ。
いやいや、アメリカでも会計前に、飲んだり食ったりする人はマイノリティーですよ。
コメントありがとうございます。
全員やっているわけではもちろんないですが、日本よりは受け入れられているということです。
州にもよるかもしれませんね。