「リハビリ」という言葉を良く日本で聞きますが、
はじめて聞いた時は何のことかさっぱり分かりませんでした。
日本での使い方は、大体誰かが病気や怪我をして、
その後、病院で身体的な回復(歩く事や体の部位を動かす事等)のことを指して、
「リハビリをやっていきましょうね」 という使い方をしますね。
ですが、アメリカではそれも含めたもっと大きい意味での使い方をします。
「リハビリ」は何の略なのか?
リハビリは 「Rehabilitation」の略です。
何故僕が最初「リハビリ」でピンと来なかったというと、
アメリカでは、略す時に単語の切る場所が違います。
リハビリだと、「Rehabili +tation」で切ってます。
ですが、アメリカで略す時は、
「Rehab」 と言います。
「I have to go to rehab.」
⇒ リハビリに行かないといけない。
Rehabって言われてイメージするのは、
先ほど書いたように、身体的な回復の他に、
何かしらの依存症から離脱するための精神的回復のセッションです。
映画でもたまに見ると思いますが、こういうシーン。

アルコール依存症、ドラッグ依存症、ギャンブル依存症。
主にこの3つの依存症から抜け出すために、
グループでお互いの経験談や日頃感じている事を話し、
励まし合うセッションも Rehab に含まれます。
なので、「I have to go to rehab.」っていう場合、
割と何のリハビリに行くのか明確にしておいた方が誤解は生まれませんね。
とは言いつつ、
アメリカは日本よりカウンセリングやリハビリを受けている人は非常に多く、
あまりそういったものを受けているのを隠さない人が多いのも事実です。
別に恥ずかしいと思っていないという事ですね。