昔、日本で初めて就職した会社の廊下を歩いていたら、
話したこともない可愛い子に、すれ違いざまに、
にっこりと「お疲れ様です」と言われたことがあった。
「やっと俺にも青春がきたか?」なんて舞い上がってたら、
次から次へと知らない人たちからの「お疲れ様です」。
う、うん?!
PCのメールを開いてみても、どのメールの文頭にも必ず「お疲れ様です」。
誰かがオフィスに入ってきたら、「お疲れ様です」。
とりあえず「お疲れ様です」って言ってればいいんだな、
と思っていた頃が懐かしいです。
当時「お疲れ様です」について調べた結果、
そもそも「お疲れ様です」って本来は目上の人には言ってはいけないみたいなので、
意外と皆も知らずに使っているんだなーと思いました。
「お疲れ様」を英語で表現すると?
該当する単語がにないので、僕の感覚からいくと、
「お疲れ様です」は挨拶代わりのようなものと捉えています。
日本で「お疲れ様です」を使う場面を想像して、
海外だったらどう言うかを考えてみたところ、この一言になりました。
★ Hey
街中で友達と合流した時も、
会社で人とすれ違った時も、
全てこの一言で片づけられます。
実際に外国人スタッフばかりの外資系企業で働いていた時も、
いつも「Hey」の一言を交わして終わりでした。
会社を退勤するときの「お疲れ様です」は?
「Hey」は人と会った時の挨拶なので、
さすがにこれを退勤する時に使うのは間違っています。
1日の仕事が終わって、残っている人より先に帰る時は、
これらの表現を使います。
★ See you tomorrow.
⇒ また明日。
★ Have a good weekend.
⇒ 良い週末を。※金曜日の時のみに使う
相手を労う時の「お疲れ様です」は?
そもそも、相手の労働や行動に対して労いの言葉として使うのが
本来の正常な使い方だったのが、いつの間にか挨拶の言葉になってしまいました。
では、本当に相手を労う時には、どうやって英語で言うのか?
例えば、無理だと言われていた納期だったのに、
毎日残業して何とか仕事を間に合わせた人に対して。
(まー、ブラック企業ですよね…)
★ Good(Excellent) job!
★ Good work!
★ You did a good job.
どれも意味合いとしては、「(君は)良い仕事した!」になります。