ハニームーンの時の話です。
やっと有休を取ることができて、
待ちに待った大型連休、且つ一生に一度のハニームーンです。
第一の行き先はフロリダのマイアミ。
そこからカリブへと行く予定でした。
そのマイアミに行くためには、
シカゴで乗り換える必要があったんですね。
乗り換えに使う航空会社がアメリカ大手のDelta Airlines.
この名前を聞いた時点で僕は既に嫌な予感はしていました…。
シカゴに到着して急いで飛行機を降りて、
次なる関門へと向かいました。
そう、入国審査です。
その入国審査の列を見て驚きました。
まさに元旦、デパートで福袋を買うための長蛇の列をも
上回るような行列でした。
近くのセキュリティーガードに話を聞いた所、
「他のフライトも遅れて、今一気に乗客が押し寄せている。」とのことでした。
こっちは乗り継ぎフライトまで45分も無い状態でした。
なのに、審査をやってる連中はいつも通りのダラダラ具合で仕事をしている。
僕たちの番が回ってきた時には既に時遅し。
乗り継ぎフライトは出発してしまっていました。
アメリカの空港では良くある話ですね。
ですが、フライトを逃して黙っていられるほど人間は出来ていません(笑)
そこで乗り継ぎフライトのゲートのカウンターまで行って、
次の英会話が繰り広げられました。

空港の乗り継ぎに遅れてしまった場合の英語シリーズ
★ When’s the next flight?
⇒ 次のフライトは何時ですか?
☆ The next flight arrives at ○○. But there’s a waiting list.
⇒ 次のフライトは○○時に到着します。ですが、順番でのご案内になります。
★ I really need to get on that next flight.
⇒ 次のフライトに絶対に乗る必要がある。
☆ I’m sorry sir but you’re going to have to wait until your number is called.
⇒ 申し訳ありませんが、番号が呼ばれるまでお待ちになって下さい。
★ When is my number going to get called? How long do I have to wait?
⇒ 僕の番号はいつ呼ばれるの?どのくらい待てばいいの?
☆ We really can’t tell. It depends on how many openings there on the flight.
⇒ 分かりかねます。フライトの空席状態によります。
★ What if there’s no openings on the next flight?
⇒ 次のフライトに空席が無かったらどうすればいいの?
☆ Then you’re going to have to wait for the one after.
⇒ それでしたらそのまた次のフライトをお待ち頂く必要があります。
察して頂けるかと思いますが、この時点で、
怒りを通り越して呆れモードに突入しました。
要するに、私たちは何も出来ません。とりあえず待ってね。
ということでした。
その後4時間も待つ事になり、
遂にその日の最終便が到着しました。
番号が呼ばれ、ゲートの手前で並んでいたのですが、
丁度僕たちの1個前の人達で空席が埋まってしまいました。
ワイフもイライラマックス。
もうどうしたらいいか分からない時に使うのがこれ。
★ What are we supposed to do?
⇒ 私たちは一体どうすればいいの?
返って来た答えは、
「近くのホテルの手配とクーポン券、もしくは、空港で寝泊まる用のブランケットの貸し出し」
近くのホテルに行く事も考えたが、
翌日の始発便に乗り遅れたくありませんでした。
翌日には乗船もしなければいけなかったので、
これ以上の遅れは致命的でした。
ですので、結局空港に寝泊まる事にしたんですが、
これがまた地獄でしたね。
お店は全部閉まっているし、席は肘置きがあって寝転がれません。
更に、僕とワイフはフロリダ用の格好をしていた為、
かなり軽装でした。
ですが、その時期のシカゴは10度を切ります。
かなりハードな一夜を過ごし、翌朝を迎えました。
始発便にもちゃんと乗れる事になり、
その時、カウンターの人に一言。
★ It’s about time!
⇒ やっとだな!
散々待たされた後に相手にちょっと嫌味っぽく言いたい時の一言です。
覚えておくかどうかは・・・あなた次第です(笑)