外国人の友達がTwitterやFacebookにいたり、
普段から外国の新聞を読んでいれば、
何度か目にした事があると思うのが、「R.I.P」
この「R.I.P.」とは「Rest In Peace」の略で、
「安らかに眠れ」という意味になります。
たまに「ご冥福をお祈りします。」という意味で捉える人もいますが、
これは間違いです。
なぜならば、「ご冥福をお祈りします。」は亡くなった人の身内に言うものです。
Rest In Peaceは亡くなった人自身に対して言うメッセージです。
間違えて身内に「R.I.P」と言ってしまうと、
その人に「亡くなって下さい」って言ってるようなものです。
アクション映画で集中して見てほしいのですが、
敵を銃で撃つ前にたまに主人公が「R.I.P bitch」のような事を言ったりします。
「安らかに眠れ、クソ野郎」という感じですね。
本来の意味
本来の意味合いとしては、
神の審判が下るまで(天国行きか地獄行きか)
安らかに眠れるようにという意味合いで使われていました。
ですが、最近では、そこまで深くは考えず、
亡くなった人やペットがいれば、R.I.P.というメッセージを添えます。
墓石にも「R.I.P.」という言葉は、
必ずではありませんが、刻まれていますね。

スラングな使い方
日本でも「ご愁傷様です」をふざけて使うように、
「R.I.P.」もスラングな使い方があります。
例えば、スマホをトイレに落として水没させてしまったら、
「R.I.P. Iphone」
優勝争いしていて負けたチームに対して、
「R.I.P. Yankees」
但し、人に対しては冗談でもあまり言わないので気を付けましょう。
身内を亡くした人へのメッセージ
Facebookにはアメリカの頃の友達がたくさんいますが、
皆、家族、友達、ペットが亡くなると、
Facebook上でそれを報告します。
それに対して「いいね!」してしまうと、
何か違う気がしますし、冷たい感じもします。
こういう時はしっかりとコメントを残しましょう。
最も定番なのが、
「I’m sorry for your loss. R.I.P. ●●(名前)」
前半部分の「I’m sorry for your loss」が、
「お悔やみ申し上げます」という意味合いになり、
亡くなった人の身内に対するメッセージです。
「R.I.P. ●●」が先ほども説明した通り、
亡くなった本人に対するメッセージです。
世界の現状
先日ネットで見たボランティア活動のサイトなんですが、
そのサイトによると、年間100万人の赤ちゃんが生まれたその日に命を落とすそうです。
環境、栄養、病気、様々な要素はあるそうです。
これを知った時、
事故もなく、病気もなく、ここまで健康に長生きできている事に感謝しましたし、
アメリカや日本という環境にも恵まれていると心底思いました。
後、嘘くさく聞こえるかもしれませんが、
生きているからこそ世界に貢献出来る事はあると確信しました。
ただただ毎日をダラダラ過ごすのではなく、
人のために出来ることは何かあると思っています。
最初は自分の為にやってもOKなんです。
深堀していけば、どんどんそれが世の為になっていきます。
「今日という日は、昨日亡くなった人がどうしても生きたかった明日」