韓国人がやってる人気の韓国料理店に中国人の友達と
焼き肉を食べに行った時の話です。
(すごい、アジア主要国の集結 笑)
普段はいつも英語で話していて、その日もいつも通り話ながら、
注文を適当に決めて、食事が運ばれてきた。
お肉を焼いて、良い感じの焼き色になった頃、
中国人の友達がそれを自分に皿によそった。
おもむろにお箸を皿の上に置いて、
手を合唱のポーズにしたので、
「こいつにしては珍しい。
クリスチャン(キリスト教の人)がよくやる食事前の神への祈りをするのか~」
と思いながら見ていたら…
「イタダキマース」
思わずビールを吹いてしまった。
更にその後のドヤ顔(キラーン)。
う、うぜー 笑
そうです。
友達は大の日本好きで、車の中では当時人気の宇多田ヒカルを聞き、
自宅では僕が貸した日本ドラマを見ていた。
その中のワンシーンを覚えたんでしょうね。
覚えたての日本語を不意打ちで使ってきたんです。
「いただきます」は英語で?
日本だと自宅でも外食でも、習慣で食べる前に「いただきます」って言いますね。
それは、昔からの文化で、
太陽や神様や生命や作ってくれた人に対して、
感謝の気持ちを込めて「いただきます」と言ってから食べます。
では、アメリカでは何て言ってるでしょうか?
「いただきます」という単語が存在しないので、
「食事を始めるぜ!」的な開始の単語がないんですね。
なので、何も言わずにそのまま食べ始めます。
っていうわけでもないです。
日本は生命に対して語りかけるに対して、
アメリカは相手に対して語りかけてから食事を始めます。
コミュニケーションが重視されるからでしょうかね。
その時に使えるのがこれです。
★ Let’s eat!
⇒ 食べよう!
他にも、レストランではなく誰かの家でもてなしてもらう時に、
作ってくれた人や家の主が皆に対して、こんな事を言います。
★ Dig in!
⇒ さー食べて!
直訳だと「中へ掘って!」です。
そういった比喩を使って、食べ物にフォークを入れて、なイメージです。
「Dig in!」と言われたら、一言料理にコメントをできたら上級者ですね。
★ The food looks great!
⇒ 料理が美味しそう!
とにかく相手に対して何か語りかけるということを覚えておきましょう。