アメリカの旅行雑誌「Travel +Leisure」で、
[highlight]京都が世界都市人気ナンバーワン[/highlight]に選ばれましたね。
こちらが詳しいランキングです。
TOP TEN CITIES OVERALL 2014
1. Kyoto, Japan
2. Charleston, South Carolina
3. Florence
4. Siem Reap, Cambodia
5. Rome
6. Istanbul
7. Seville, Spain
8. Barcelona
9. Mexico City
10. New Orleans
正直、2位のCharlestonはあまり理解できません。
(住んでる人、ごめんなさい!)
僕自身も日本に帰国した時、
主に興味があった場所は、
渋谷、秋葉原、京都、温泉でした。
渋谷は、当時はまだギャル・ギャル男全盛期で、
どんなものか実際に自分の目で見てみたかったんです。
そして、いざ行ってみたら・・・
おばーちゃんが録画してくれてNYに送ってくれた
バラエティー番組に出てたまんまやーん!
本当に黒いし、
本当にヒール大きいし、
本当に髪の毛色んな色だし、
まさにハロウィーン状態でした。
いやー、満足。
次に、秋葉原。
そりゃーもう、日本のイメージといったら電化製品ですから、
一度は行ってみたいですよね。
日本に行くたびに、
アメリカの友達に「最新の電化製品買ってきて」
って毎回言われるぐらい、そのイメージは強いです。
そして、いざ突入。
おばーちゃんが録画してくれてNYに送ってくれた
バラエティー番組に出てたまんまやーん!
(2回目)
本当にオタクいっぱいいるし、
本当にシャツがズボンにインしてるし、
本当に家電屋ばっかりだし、
まさに電化製品の宝石箱でした。
ただ、逆に電化製品ばかり過ぎて、
どこを見たら良いのか分からず、
大して楽しめませんでした(笑)
次は、温泉。
基本的にアメリカには温泉はありません。
というより、あまり良いイメージがないですね。
「一緒にお風呂入る?
ゲイなのか?」
と思われてしまいます。
今では日本の文化も浸透しているので、
日本に来る外国人はそうは思わないですが、
ゲイのイメージが根付いてるのは確かです。
後、お風呂に浸かるという文化もあまりありません。
皆シャワーで済ませてしまいますので、
浴槽なんて飾りみたいなものですよ。
ただ、僕はおばーちゃんから送ってもらった
バラエティー番組が録画されたテープを
たくさん見てましたから、どちらかというと温泉ラブです。
なので、温泉に入るのが楽しみで仕方がなかったです。
そして、意外と驚いたのが「スーパー銭湯」ですね。
ほとんどどこの街にもあり、
気軽に温泉を味わえるといった最高の施設です。
やっぱり最初はのぼせてばかりでしたけど・・・。
そして、最後は京都!
ここはやはり外すことができませんね。
昔の日本が見れるといったら、
思いつくのが京都ですね。
ゲイシャ、ニンジャ、スーシー、クダサーイ。
僕は漫画も沢山読んでいたので、
自分の中の京都のイメージが完全に出来上がっていました。
そして、そのイメージを抱いたまま
京都にいざ突入しました。
・・・。
・・・。
OH MY GOD!
イメージと全く違いました。
悪い意味で。
まず、新幹線で行ったんですが、
何ですか、あの駅は?
日本で一番近未来を感じさせる作りになっていませんか?
どれだけ天井高いんですか?

僕が想像していたのはこんな駅です。

「はー、仕方が無い。
次だ次。」
そして、駅を出て、バスに乗り、
金閣寺へ向かう道のり。
OH MY GOD・・・。
もはや、イメージ崩壊です。
なんでですか?
普通の家や商店じゃないですか?
僕が想像していたのはこんな家や店です。


ということで、
京都に着き、わずか30分程で
僕は現実を知る事になりました。
「京都はもう、江戸時代の京都ではない。」
というか、冷静に考えてみると、
漫画に描いてるような昔の京都を
期待していた僕がバカだったんですけどね。
そこからは割り切って観光したので、
二条城、金閣寺、龍安寺、ねねの道、清水寺、
全てを心から楽しむことができました。
中でも二条城は僕の中の「昔の京都のイメージ」
に近かったので、一番楽しむことができましたね。
ここで一つ教訓です。
そもそも知らない土地に行くのに、
何も下調べをしていない僕が悪いんですが、
人は、何も調べずに、自分の抱いているイメージだけで
何か新しい事にチャレンジしてしまうと、
必ず大きなサプライズが待っています。
それは必ずしも良い事とは限りません。
今回は旅行だったので、
まだどうにでもなりますが、
仕事でも習い事でもビジネスでも、
何か新しいことに挑戦する時は
それなりに情報を収集しておいた方が良いです。
それをするだけで、
頭の中で新しい物のフレームワークが出来て、
それが本当に自分がやるべきかどうか
という判断をすることができます。
正しい判断をすることができれば、
無駄に時間を使わずにも済みます。
例えば、
アフリカの古い民族が住んでる様な場所で、
「誰も手を付けてないから、
代理店を作って、スマートフォンを売ろう!」
と考えたとします。
絶対に売れませんよね?
そもそもインフラが整っていませんから、
携帯電話の電波自体が届かないので、
スマートフォンなんか使える筈がありません。
ちょっと調べたら分かることです。
この「ちょっと調べる」だけで、
多大なる労力を使わなくて済みますね。
僕もちょっと調べたら、
京都が長屋だらけで、
ゲイシャがあちこち歩いていないことぐらい
分かることができたはずなのに・・・。
P.S.
日本だと修学旅行で京都に行くから、
僕や外国人程の驚きは無いみたいですね。
P.P.S
僕の修学旅行は確か、ボストンでしたね。
あんま面白くないです(笑)